どっちがいいの?紙の書籍と電子書籍

「書籍」持っていますか?

紙の書籍って、やっぱりときめく!

「紙の書籍にはロマンがある」と言う人がいます。
個人的な話ですが、実は私自身も、紙の書籍がすきです。
もちろん、利便性を求めて電子書籍も利用していますが、お気に入りの小説は紙で、そしてできれば文庫ではなくハードカバーで手元に置いておきたい、と思ってしまいます。
紙をめくって読む感覚はやはり、電子書籍にはない高揚感がありませんか?

そんな一冊の紙の書籍が出来上がり、市場に流通するまでにどのような人々がかかわっているかご存じでしょうか?
著者?編集者?もちろん、その通りです。書籍を作るにあたって、なくてはならない人ですね。
ですが、一冊の書籍が作られるまでには、他にも何人もの人がかかわっています。

このページでは、紙の書籍が作られるまでの流れを、簡単にまとめてみました。

なお、以降の情報はあくまでも一般的な内容であって、出版社などによって多少の違いはあります。
それでは早速、みていきましょう!

紙の書籍は、こう作られる!

まずは、出版社の編集者が、世間の人々はどのようなことに関心があるのか?どのような本が売れそうか?と日々調査し、考え、企画を出します。

出版社内で企画が通ると、その企画に合う著者に依頼をしたり、企画の内容によってはライターに著名人へのインタビュー記事を依頼したりします。

著者やライターが書き上げた原稿を基に、書籍のレイアウトを決めます。
社外のデザイナーに、イラストや装丁を依頼することも多いようです。

レイアウトが決まると、校正作業をするための「ゲラ」と呼ばれる初稿が、印刷所で刷られます。

校正作業の際には、単なる誤字脱字のチェックだけではなく、事実に沿っているか、矛盾がないかなどの整合性のチェックまで行う場合もあり、社外の校正会社に依頼することもあります。

著者、校正者が校正したゲラを編集者が確認し、まとめて再度印刷所へ持ち込み、ゲラに問題があれば再校、問題がなければ校了となり、書籍が印刷されます。


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