とにかく便利!な電子書籍

電子書籍の普及
日本では、この10年ほどで一気に電子書籍が普及しました。
きっかけは、AppleのiPad、iBookの発売と言われています。
また、Kindleの日本上陸も同じ頃です。
電子書籍のメリットは、かさばらないこと、手軽なことが大きいですよね。
本棚も必要ないですし、持ち運びも端末ひとつで済みます。
先ほども記載したとおり、自宅で購入できますし、紙の書籍に比べて安価なことが多いです。
さらに「発売までの時差」がありません。
首都圏に住んでいる方はピンとこないかもしれませんが、地方では書店への入荷が2日から3日遅れるのは当たり前のことです。
それが、電子書籍ならば全国どこでも同じ日の同じ時間に欲しい書籍を購入することができるのです!
SNSで首都圏の友人が漫画の新刊について話しているときに、まだ入荷されていない…と涙を飲んでいたあの頃に電子書籍があれば、なんて思います。
電子書籍が販売されるまで
電子書籍の場合も、校正までの手順は紙の書籍とほぼ同じです。
ただし、これは紙の書籍についてもいえることですが、近年では「ゲラ」を刷らずPDFで校正することも増えてきているそうです。
紙の書籍と電子書籍との大きな違いは、何といっても販売方法ですよね。
紙の書籍が、印刷所で印刷され、運送会社によって運ばれ、書店に配本されることに比べて、電子書籍はインターネット上で「配本」されます。
電子書籍は一般の大手オンラインストアで販売されることもあれば、出版社が独自に読者へ直販することもあります。
単純に考えて、印刷コストや運送コストが削減される分、紙の書籍に比べて安価に提供されていると考えられます。
最近は、広告を見ることで実質無料で読むことのできる漫画配信アプリも沢山ありますよね。